ニュース

News

矢野和男が、新著『トリニティ組織』を上梓

XLineFacebook

人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」を分かりやすく解説

この度、弊社代表の矢野 和男(株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO / 株式会社日立製作所フェロー)が、2025年7月8日に、新刊『トリニティ組織:人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」』(草思社)を上梓いたしました。

矢野は、約20年前から人や組織に関する大量のデータを収集し、幸せで生産的な組織や企業の姿を科学的に解明すべく取り組んできました。ベストセラーになった前著『データの見えざる手』『予測不能の時代』の出版以来、データはさらに蓄積され、その解析も進みました。

この結果、幸せで生産的な組織とそうでない組織の分かれ道になっている重要要因「ファクターX」に関して決定的な知見が得られました。この要因とは、人間関係の「三角形」とそのための「トリニティ化(三位一体化)」です。これをわかりやすく、実践できる形でまとめたのがこの新著です。

この知見は、労働環境や働き方が大きく変化する中で、業種や業務を問わず、組織づくりやマネジメントに、新たな視点や洞察を提供するものだと考えます。

尚、ハピネスプラネットでは、この科学的な知見に基づき、アプリにより三角形づくりを支援するサービス「Happiness Planet Connect」やこれを用いた「ウェルビーイングカップ」の取り組みを既に提供しています。

■矢野 和男プロフィール

1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。

2004年から先行して実社会のデータ解析で先行。論文被引用件数は4500件、特許出願350件を越える。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、開発したウエアラブルセンサが「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介される。開発した多目的AI「H」は、物流、金融、流通、鉄道などの幅広い分野に適用され、産業分野へのAI活用を牽引した。のべ1000万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。著書『データの見えざる手』が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれ、続いて『予測不能の時代』と今回『トリニティ組織』を上梓。

大量のデータから幸福度を定量化し向上する技術の開発を行い、この事業化のために2020年に株式会社ハピネスプラネットを設立し、代表取締役CEOに就任。

■書籍情報

書名:『トリニティ組織』
著者:矢野和男・平岡さつき(協力)
発売日:2025年7月8日
定価:1,980円(税込)
ページ数:256ページ
ISBN:978-4-7942-2785-0
発行:草思社

●取材・献本に関する お問い合わせ
 問い合わせ先:https://happiness-planet.org/inquiry/(担当:松本)