日立ハピネスプラネット

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2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルが合併して、スタートした三菱HCキャピタル

同社でDXの推進を担うのが、2023年4月に新設された経営企画本部のデジタル戦略企画部です。
同部署は営業や企画の出身者、エンジニアなど多様な経歴のメンバーが集まり、発足時は初めて顔を合わす方も多かったといいます。

こうしたなか、新組織立ち上げに際するチームビルディング促進としてHappiness Planet Gymを導入、立ち上げからの4か月間でコミュニケーション活性化に大きな効果がみられました。

今回はデジタル戦略企画部の浅井浩平さん、宋秀海さんに、Happiness Planet Gym導入の効果や感想についてインタビューしました。

 

課題
・初対面のメンバーが多く集まる組織の立ち上げだったため、早期にお互いを知りたい
・変革を推進するため、まずは「コミュニケーション」という土台をつくりたい

 

効果
・雑談を含めたコミュニケーションを取ることで早期に深い関係性を構築
・普段は表に出さない思いや考え・経験を投稿することで、さまざまな共通認識を形成

 

組織の変革はコミュニケーションという土台から

 

―今回、Happiness Planet Gymを導入するに至った背景や問題意識を教えてください。

まず、三菱HCキャピタルという会社は2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルが合併して誕生した会社です。そのため、当然、当社には旧三菱UFJリース 出身の方、 旧日立キャピタル出身の方、三菱HCキャピタルに入社した方がいて、私たちのデジタル戦略企画部も同様です。同じ会社であれば「他部署であっても名前だけは知っている」「知り合いの知り合いでつながる」などということが起こりえるのですが、私たちの部署ではそういったことは少なく、「いかに早くお互いのことを知り、仕事に臨んでいくかが大切になる」と、部署設立のときに考えていました。

また、デジタル戦略企画部は全社的なDXを推進し、会社を変革していくという役割を担う部署であり、「変革のためにはまず土台となるコミュニケーションが不可欠」という考えもありました。そのため、DXを推進する私たちがまず十分なコミュニケーションを取っていきたいと。

そのようななか、「仕事の発信やプライベートにおける雑談等を通じて、タテヨコナナメの関係を深め、組織内に三角形のつながりをつくる」というHappiness Planet Gymのプレスリリースを見て、これなら新組織立ち上げのチームビルディングに有効ではないかということで導入を決めました。


経営企画本部のデジタル戦略企画部の浅井さん(左)、宋さん(右)
 

初対面が多いメンバーが短期間で深い関係性に

 

―実際、Happiness Planet Gymを使用して、いかがでしたか?

デジタル戦略企画部の部員は20名程度ですが、先ほども申しあげたように、会社としてのバックグランドが異なり、かつDX推進部署として多様な職種のメンバーが集まっているため、2023年4月時点では多くのメンバーが初対面でした。そのようななか、Happiness Planet Gymでお題として提示される「あなたの趣味を教えてください!」や「最近、読んだ本や漫画はなんですか?」というような質問を通じて、仕事上では垣間見えない、その人柄や性格を早い段階で知りえたような気がします。

 

また、私たちの部署はオフィス出社とリモートワークが半々くらいですが、リモートワークの時でもチームメンバーと楽しく会話しているような感覚を持ちました。朝、Happiness Planet Gymで宣言(投稿)して、仕事が少し落ち着いた時やお昼の休憩の時などに見ると、その投稿に返信がされていたり、他のメンバーが投稿していたりするので、さらに コメントやスタンプを返すなど、リアクションをしていました。リモートワークの時でも、オフィス出社時に同じテーブルで少し雑談する感覚に似ていて、非常によかったですね。

 

―Happiness Planet Gymのやりとりで印象的だったものはありますか?

(浅井さん)先ほどの趣味が宣言(投稿)テーマの時に、宋が「キャンプが好きで、よく行きます」と投稿していて、次回、家族とキャンプ行く予定ができたら、宋に聞きに行こうかとリアルな場での会話につながるのは印象的でしたね。
あと、面白かったのは上司が「毎日、なわとびしています」というようなことを投稿していて、すごく驚きました。普段はそんな話は全く出てこないのでとても貴重でしたね(笑)。

 

個人の考え、経験が共有知に

 

―Happiness Planet Gymの実業務への影響はいかがでしょうか?

 

(浅井さん)そうですね。私が何気なく普段から使っていた言葉をHappiness Planet Gym上に出してみると、「それ、どういう意味ですか?」と聞き返してくれたメンバーがいて、実はその言葉は私が所属していた会社独特の用語だったことに気が付いたということがありました。私たちのような多様な組織から集まったチームにとっては非常に重要な気づきだったと思います。

(宋さん)私はプログラミング言語のSQLを学んだことがあり、それをHappiness Planet Gymに書いたら、他のメンバーが私に「SQLを少し教えてもらってもよいですか?」と聞きにきてくれました。自分の経験が他のメンバーの業務に貢献できたなと思うエピソードでした。

あと、仕事への影響で大きかったのは、上司の思いや考えを多面的に理解できたことです。Happiness Planet Gymで上司が「この部署をこんな部署にしていきたい」や「この期間はこれに力を入れていきたい」というようなことを書いていて、このようなコメントを見ると、私たちメンバーの意識や心構えが変化するというか、自分が行っている業務の意図や背景が解像度高く理解できたように思います。普段、改めて上司の思いや考えを聞く機会はあまりないと思いますが、Happiness Planet Gymだからこそ、そのようなことが組織全体に共有できたのだと思います。

 

「コミュニケーションの活性化」から「仕事の質のアップ」へ

 

―今後、どのようにHappiness Planet Gymを活用していきたいですか?

デジタル戦略企画部では組織立ち上げから4か月間、Happiness Planet Gymを利用してきました。当初、目標としていた「チームビルディング促進」という意味では大きな効果があったと思っています。初対面のメンバーも多いなか、雑談を通じてコミュニケーションの活性化、さらには、その効果として、これほど短期間で深い関係を築けたのはHappiness Planet Gymがあってこそだと思っています。
今後は、これらを土台として仕事の質を上げることや組織全体での変革につなげていきたいと思います。Happiness Planet Gymでは、今は雑談のようなテーマの投稿が多いのですが、これを今日1日あるいは1週間の仕事に対する投稿に変化させ(※)、それを応援する形で、仕事の質を向上していきたいです。また、それを私たちデジタル戦略企画部の目的でもある、全社的な変革につなげていければと考えています。

 

―ありがとうございました!


(※)Happiness Planet Gymでは、組織の状況や目的に合わせて、宣言内容を柔軟に変更できます。

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