日立ハピネスプラネット

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様々なベストセラー商品を社会に送り届け、食と健康の課題を解決し、人びとのウェルネスを共創する、味の素グループ
グループ会社の味の素ヘルシーサプライ株式会社では、次世代の幹部職を担う人財が受講するリーダー研修のコミュニケーション促進策として、Happiness Planet Gymを採用
今回は、リーダー研修の参加者である日山さん、後小路(うしろこうじ)さん、事務局としてご対応された岩井さん、調(しらべ)さんにHappiness Planet Gymの効果や感想についてインタビューしました。

 

課題
・次世代のリーダーを担う研修参加者の間で横のつながりを醸成したい

 

効果
・雑談や仕事の話を通じて、参加者同士の横のつながり強化に貢献
・エリアや職種、経験者採用など様々なバックボーンを持つメンバーそれぞれの思いや業務内容を知ることによる多様な視点の獲得

 

次世代の幹部職の育成を図るTRM

 

まず 、TRMという研修制度について簡単にご説明いただけますか?

(岩井さん)TRM制度は、幹部職に昇格するにあたって、その昇格に見合った人材を育成し、成長の仕上げを行う機会を提供する、当社独自の研修制度として設けております。TRMは「登竜門」をアルファベット表記にして、その頭文字を取った形ですね。幹部職になるためのステップという位置づけです。
自らのキャリアについてご自身で考え、幹部職昇格に対して強い意志と覚悟を持った一般職の方がエントリーし、さらに上司の推薦に基づいて任用されたメンバーが参加する運びになっています。今回の2023年度の参加メンバーは6名です。
 

この参加メンバー6名の方はそれぞれどのような部署、職種の方なのでしょうか?

(岩井さん)そうですね。参加メンバーの年齢は30代後半のメンバーが多いです。所属部署としては東京の本社と群馬県の高崎事業所両方の社員が参加されています。本社からは営業部門の方が2名、貿易実務を担当する部門、品質管理を担当する部門からそれぞれ1名ずつで、高崎事業所からは製造部門と生産管理部門の方が1名ずつという参加メンバーで、様々な場所・部署から参加されています


今回、事務局としてHappiness Planet Gym の利用促進に協力いただきました調さん(左)、岩井さん(右)
 

次に、今回、この研修と合わせてHappiness Planet Gymを導入された背景をお伺いしてもよろしいでしょうか?

(調さん)はい。まず、私たちはこのTRMの研修で利用させていただく前に、総務部門でトライアルとしてHappiness Planet Gymを2か月間利用しました。私もそのトライアルで利用させていただいたうちの一人ですが、その時、総務部門のように既存の組織で、ある程度関係性が構築されているメンバー間でHappiness Planet Gymを利用するのも、もちろん良いのですが、まだ関係性が出来ていないメンバー間で利用するのがさらに良いのではないか、と感じました。そのなかで、今回TRMでは様々な部署からメンバーが集まり、ゼロから関係性を構築し、同じ目標に向かって切磋琢磨しながら一緒に取り組んでいくので、Happiness Planet Gymが有意義なものになると考え、導入を決定しました。
 
(岩井さん)そのような背景で検討して、導入の目的としては「横の連携を強化する」ことが一番の目的でした。今回、TRMという研修を通じて集まった幹部候補者たちですので、彼らの間に横のつながりがあるというのは今後の会社にとっても非常に大きなことだと考えています。その礎として、この研修期間で応援やアドバイスをし合いながら関係性を構築していければと思っていました。

 

お題があることで雑談がスムーズにできた

 

Happiness Planet Gymの利用を開始して、印象的だったやりとり等はありますか?

(日山さん)そうですね。利用して強く感じたのは、雑談がとてもしやすかったということですね。最近、よく感じているのが「雑談って非常に難しい」ということです。関係性をつくっていくためには雑談というのは重要なステップだけれども、何のトピックに関して話せばよいかわからないということはよくあると思います。その点、Happiness Planet Gymは好きな本・映画の話、出身地の話、学生時代の話など、一般的な雑談のトピックはもちろん、普段の雑談ではおそらくトピックにならないようなお題も含めて提示してくれたので、会話がとても弾んだと思います。

TRM参加メンバーの後小路さん(左)、日山さん(右)。
後小路さんは高崎営業所、日山さんは東京本社からそれぞれインタビューに参加いただきました。

 

(後小路さん)私は普段、高崎事業所で働いているので、本社の方と顔を合わせる機会があまりないのですが、オンライン上ではHappiness Planet Gymで雑談が交わされて、リアルで会ったときにその話の続きになり距離感がぐっと近くなったのは印象的でした。
また、十数年前、ブログが流行した際、私もブログをやっていました。その時に私のブログ記事に興味を持ってくれて、少しずつ関係性がつくられていった経験があったのですが、それが今回、Happiness Planet Gymという場を使って社内のTRMのメンバーで同じようなことができたというのは嬉しいことでした。

 

考えを発信・受信することで視点が増えた

 

Happiness Planet Gymには、今仰っていただいた雑談のきっかけとなるお題もあれば、少し固めの仕事のことについて投稿するお題もあると思います。その時は、どのような気持ちで投稿・応援をしていましたか?

(日山さん)仕事のことについてのお題で、良いと感じたのは悩みの共有についてですね。仕事上のお題が提示された時、私も仕事で悩んでいることを書いたり、皆さんも悩みを発信したりしたのですが、その際、その悩みに対して解決策は持っていないけれど、とても共感できる、というような気持ちに何度もなって、それは皆さんも同じような気持ちだったのではとアプリを通じて感じました。。その時に、悩みって解決はしなかったとしても共感してもらえる人がいるってだけですごく楽になるんだ、というのは感じましたね。

あとは、普段は解像度高く伝わってこない別事業所での話をGym上で聞いて、「こんな仕事をしているんだ」とか「この業務にこんなに色んな人が関わっているんだ」と、これまでなんとなくの印象だった仕事が輪郭や人の顔をもってイメージできるようになったのでそれは非常に良かったと思います。
 
(後小路さん)一番は視点が増えたと感じることです。雑談でも仕事の話でも言えることですが、同じ事柄でも異なる切り口だったり、皆さんのこれまでの経験を聞いたりすると、改めて人によって様々な捉え方があるなと思いました。私は普段も皆さんがどのように考えて仕事に取り組んでいるかに興味はあるのですが、なかなか知る機会はないので、Happiness Planet Gymで言語化されて投稿されると多面的にその人のことを知ることが出来て理解度が上がったと感じました。


 

横のつながりを育む研修にマッチ

 

今回、Happiness Planet Gymを研修と並行して利用いただきましたが、その点について何かご感想はありますか?

(岩井さん)良かったのは目的としていた「メンバーの横の連携強化」が実現できたことです。今、日山と後小路の実感としても横の関係性は醸成できたと話していましたが、私たち事務局としてもそれは感じていますので、嬉しい限りです。
 

調様はトライアルで「既存組織での利用」、今回は事務局として「研修と並行しての利用」に携わられたと思いますが、どちらの方がHappiness Planet Gymとマッチしていたか、というようなお考えはありますでしょうか?

(調さん)そうですね。私の個人的な意見としては、Happiness Planet Gymは新たな関係性を構築することに対して大きなサポートになると思っています。私たちの会社の場合はTeams等の他のコミュニケーションツールでもやり取りが盛んに行われていて、組織内の関係性という点ではある程度育まれていると思っています。そのような状況ですので、トライアル時の既存組織でさらに関係を強固にする、という効果ももちろん感じましたが、より強く感じたのは今回の研修のような場で新しい関係を構築する、という効果でした。ですので、「どちらの用途がよりマッチするか」については、会社や組織の状況によると考えていて、私たちの会社の場合は新たな関係性構築の方にマッチしたと思っています。当社は、ここ数年中途入社者が増えています。今後は中途入社者間ならではの同じ悩みを共有したり、入社後のキャッチアップを共有する場としても可能性があるのではないかと感じています。
 

本日はありがとうございました!

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